人文五社聯合書展
マンガ台北高校物語(日文版)

マンガ台北高校物語(日文版)

  • 定價:300
  • 優惠價:79237
  • 優惠期限:2024年06月30日止
  • 運送方式:
  • 臺灣與離島
  • 海外
  • 可配送點:台灣、蘭嶼、綠島、澎湖、金門、馬祖
  • 可取貨點:台灣、蘭嶼、綠島、澎湖、金門、馬祖
  • 台北、新北、基隆宅配快速到貨(除外地區)
載入中...
  • 分享
 

內容簡介

漫画台北高校物語―台湾で初めての、「学校」を主人公とした擬人化漫画!
もし当時台北高等学校が廃校になっていなければ、
今、台北建国中学はもしかするとトップの座にいないのかもしれない!?

  漫画―台北高校物語は、台湾日本時代の重点学校を、漫画の中のイケメンに化けさせるという擬人法を用いた大胆な手法で、読者の歴史に対する「つまらない」といったステレオタイプの考えを覆す。

  台北高等学校(台湾師範大学の前身)は、日本統治時代の台湾唯一の高等学校で、偏差値が高く、当時この台北高校の学生はまさにエリート中のエリートであった。学生は卒業後、そのままエスカレーター式で台北帝国大学(現在の台湾大学)に上がることがれたり、入学試験を受けなくても、申請をするのみで他の帝国大学に入学することができた。帝大卒業後、彼ら学生は官僚・教授・研究員、あるいは実業界のリーダーなどになった。いわば、戦前台北高校は優れた人材を育てる重要な教育機関であった。卒業生は政治界では台湾前総統の李登輝、行政院副院長の徐慶鐘、立法院の劉闊才、司法院長の戴炎輝、副院長の洪壽南、監察院副院長の周百鍊、考試院副院長の林金生らが名を連ね、実業界では辜振甫、辜寬敏、林挺生などがいる。学術界に至っては、張漢裕、李鎮源、魏火曜が名を連ね、そして文学界では王育德、邱永漢などなど、台北高校卒業の出身者は各界で力を持つエリート集団である。

  創立1922年の「台北高校」は、日本統治時代の台湾で唯一の高等学校で、ここで育ったエリートは多数、当時の青年たちの憧れであった。台北高校の校風は、「自由の鐘を鳴らす」という真理に基づき、例えば、授業で出席を取らない、髪型についても自由、学校外での活動は校則外、汚くて破れた衣服や帽子と下駄も許されたのである。このような様々な行動は、当時流行を引き起こしただけではなく、その「自由さ」も官庁を困らせても仕方がない対象となった。

  台湾前総統李登輝が、台北高校の卒業生として以前台湾師範大学で演説した際にも、「人生で一番輝いていた時期は高校時代だった」と述べた。なぜならば、彼は高校時代から「私は誰であるか?」、「何をどうすれば正解なのか?」、「台湾の未来はどうなのか?」などの問題を自身で模索し始め、こういった自由思想の程度から、台北高校の自由さが窺え、台北高校の自由な校風は学生たちに大きく影響を与えた。

  作者である陳中寧も、「この漫画が読者の台湾に対する興味関心をそそるきっかけになってほしい」と語っている。彼は1980年世代(中華民国70年代)の創造性のある思考で、当時「天之驕子」(意味:誰からも羨まれる存在)と言われた台北高校の熱血的青春の思い出を絵を用いて表現し、読者を夢中させる。

  台北高校の輝かしき時代を垣間見せると共に、更に専門的な解説も加え、漫画に登場する物、服装、町の風景等々、当時の事柄を完全に表現している。長年台北高校の歴史を研究している、台湾師範大学の蔡錦堂教授も、「最初見た時、今の若者が自身の創造性を発揮し、このような歴史性の高い漫画を生み出したことに非常に驚いたと共に、感心した。この漫画は、各世代の人たちにとって、分かりやすく読みやすいものとなっている。」と絶賛している。
 

作者介紹

作者プロフィール

陳中寧


  1989年生まれ、南投埔里出身。
  山羊座、O型。
  国立台湾師範大学卒業。

訳者プロフィール

津田勤子


  兵庫県出身の在台日本人。
  日本語教師、国立台湾師範大学台湾語文学学科で台北高校文芸誌を研究中。
 

目錄


登場人物紹介
第一回   台北高校、参上!
第二回   ストーム来襲
第三回   校長とサボリ大将
第四回   引っ越し
第五回   台北で大暴れ
第六回   大騒動の記念祭
第七回   自由の鐘が鳴り響く
付録
後記
 



  陳中寧君が描いた『マンガ 台北高校物語』は非常にユニークな歴史漫画で、各界、そして青少年以上の皆さんに推薦する価値のある作品です。推薦をする前に、「台北高校」という、日本統治時代に台湾にあったエリート養成学校について、簡単にここで紹介をしておきましょう。

  「台北高校」は正式名を「台北高等学校」といい、一九二二年に台湾総督府が設立しました。現在の国立台湾師範大学の「前身」にあたります。台北高校は当時台湾で唯一の高等学校で、尋常科(四年・中学に相当)と高等科(三年)を備えた七年制の「旧制高校」でした。第二次大戦前、日本全国(植民地、占領地を含む)には「エリート中のエリート」を育む三十八の高等学校があり、台北高校はその中の一つでした。卒業生は、申請さえすれば原則的に無試験で「台北帝国大学」(現在の国立台湾大学)や他の帝国大学に入学できました。帝大卒業後は、国家の高等官僚や教授、研究員、実業界のトップといった地位に就きました。台北高校も日本人・台湾人を問わず、優秀な社会エリートや指導者を輩出しました。台湾人であれば前総統の李登輝、行政院副院長の徐慶鐘、立法院長の劉闊才、司法院長の戴炎輝、副院長の洪寿南、監察院副院長の周百錬、考試院副院長の林金生、更に実業界では辜振甫、林挺生、学術・医学界では張漢裕、李鎮源、魏火曜、文学界では邱永漢、王育徳等、日本人であれば鹿野忠雄、濱田隼雄、国分直一、中村孝志、岸田実、小田稔、小田滋といった人々もみな台北高校出身です。

  ここ数年、私は学生達の台北高校研究を指導したり、師範大学の講義で高校の歴史や特徴を話したりしています。師範大学美術学科の学生だった陳君は、私の講義を履修中に、私をアッと驚かせるレポートを提出して来ました。それこそ、台高物語漫画の草稿だったのです。当時(二○一二年)我々はちょうど「台北高校九十周年記念活動」を準備中で、この「擬人化」の手法を採った『マンガ 台北高校物語』の出版を、台高記念活動のいわば「秘密兵器」とすることにしました。ところが残念なことに、陳君は様々な原因があって予定どおりに原稿を完成させることができませんでした。しかし、今年(二○一三年)実に多くの台高に関する資料や写真、研究成果を参考にし、台北高校の重要なシンボル「自由の鐘」の完成セレモニーに合わせて、ついに『マンガ 台北高校物語』を完成させました。私は、陳君の頑張りと粘りに心から敬意を表します。この本で陳君は、台高校長三沢糾が「自由の鐘」を残していく場面を通して、こんなことを私達に語りかけています(一○九~一一一ページ)。        成長過程にある学生達は多かれ少なかれ

  失敗や誤りを犯すものです。
  それでも
  自由な環境を彼らに与え、
  彼らの失敗を許し、
  考える機会を作ってやり、
  黙って成長を見守るのが、
  我々学校のすべきことじゃないですか。

  作者である陳君が創作して生み出した「台北高校」と「台北帝国大学」というキャラクターが、「自由の鐘」を思い浮かべつつ放った言葉ですが、これこそ今日教育の現場に立つ私達が、教訓にすべきことではありませんか?

  台湾師範大学美術学科の卒業生が、このように傑出した、歴史学の参考資料としても価値ある創意あふれた「歴史漫画」を出版したことを、私は心から喜ばずにはいられません。(本書の中国語版は2013年6月に出版されました。この日本語版は津田勤子さんに翻訳をお願いしました。)

■蔡錦堂(国立台湾師範大学台湾史研究所教授)
 

詳細資料

  • ISBN:9789578017405
  • 叢書系列:台灣文史叢書
  • 規格:平裝 / 128頁 / 17 x 23 x 0.64 cm / 普通級 / 單色印刷 / 初版
  • 出版地:台灣

最近瀏覽商品

 

相關活動

  • 全新改編動畫4月放送!《王牌酒保》系列漫畫,限時75折!
 

購物說明

若您具有法人身份為常態性且大量購書者,或有特殊作業需求,建議您可洽詢「企業採購」。 

退換貨說明 

會員所購買的商品均享有到貨十天的猶豫期(含例假日)。退回之商品必須於猶豫期內寄回。 

辦理退換貨時,商品必須是全新狀態與完整包裝(請注意保持商品本體、配件、贈品、保證書、原廠包裝及所有附隨文件或資料的完整性,切勿缺漏任何配件或損毀原廠外盒)。退回商品無法回復原狀者,恐將影響退貨權益或需負擔部分費用。 

訂購本商品前請務必詳閱商品退換貨原則 

  • 經典翻譯文學展
  • 世界閱讀日(書評)
  • 兒童自然生態展_本本折$20